初めて入った山の中で感じた非日常

マラソンの走力アップのためトレイルランを始めようと思った。ぺぺろんちーのブログを参考にして北山へ足を踏み入れた。

初めて北山に入った時は、急勾配なアップダウンだらけで思うように走れなかった。でも、走れていないにもかかわらず次の日は筋肉痛になった。これはいい練習になると思った。

また、山の存在感と圧迫感を感じて何かあったらどうしようと恐怖心でいっぱいになった。まるで水の中に潜っていくるような感じ。一方で北山には、磐座や大きな岩がたくさんあって普段の生活では感じることのできない第6感的なエネルギーを感じる。自然の中にいると、普段の生活から離れていやなことを忘れることができると感じた。

現在は、慣れてきて北山を楽しめるようになった。旅伏から弥山までの往復6時間程度のトレーニングを毎週やっている。

マラソンとトレイル

マラソンは時間を短くするのが大事で、時間を阻害するものが悪いとなる。トレイルランは時間ではなく、走れない所を装備などを使ってどう克服して行くかを考える事にやりがいを感じる。

KAMIARI TRAILRUN CREW（KTC)

マラソンとはちょっと違うお山を走る魅力を共有するメンバーが集まったトレイルランニングチーム。設立２０１４年９月、メンバー 12～20人くらい。とくにメンバーになるのに決まりはなく、集まるたびに新しい顔があって面白い。

活動内容は、トレイルランニングイベントの実施／地図読み講習会の実施／ローカルレースのサポート／情報交換／飲み会など。

チームで集まると、自分ひとりでやってるだけでは分からないことについて教えてもらえる。トレイルランにまつわる情報は、ウエアやギア、食べ物、飲み物までたくさんあるため、日本全国のレースに出ているメンバーやギアに詳しいメンバーなどみんなで情報交換をしている。

KTCは山のルールを守ります

KTCでは山のルールを守って、ハイカーの方との共存をはかっていきたいと考えている。その時の状況によっては必ずその通りとはいかないが、次の内容について明文化して共有している。

ハイカーの方とすれ違うとき、10ｍ手前から走行禁止
すれ違うときは、挨拶や世間話
登り優先

※　KTCでは「TRAIL RUNNNING 10 RULE&MANNER」を参考にしています

トレイルランニングイベント

北山では、「ガチンコタイムトライアル」と称して、修理免登山道を弥山の頂上まで駆け上がりタイム計測を行っている。現在の最高記録は２２分。また、地図読みイベント「神々のお山遊び」や勉強会も行っている。神々のお山遊びは、山中に目印を設置し地図を見ながら目印を探し、早い時間で多くの目印を見つけることを競う。ロゲイニングのような感じ。また、勉強会では地図読みが得意なメンバーが講師となって地形図を片手に北山を実際に歩いたり走ったりしながら地形図や地形の解説を行う。他にもいろいろなイベントを開催している。

※ 詳しくはぺぺろんちーのblogにレポートがあります

ＫＴＣメンバーの紹介

会場に居合わせたメンバーの紹介がありました。

米子（男性）還暦まじかですが出雲のお若い方と楽しんでいる
松江（女性）限界に挑戦しているみんなに遊んでもらっている
広島（男性）広島の人間ですが仲間にいれてもらっている
ぺぺろんちーの夫婦このあとそれぞれ活動報告あり
主催者にしやま \ トレイルランで山陰中央に載りました /
etc..

質疑応答

Q. トレイルランは誰でもできますか？／初心者でもチームに参加できますか？

普段まったく運動をしないなど極端に運動量が少ない方でなければトレイルランはできます。3-5km走れたり、弥山に登れる程度の体力があればチームにも参加できます。

※ KTCの活動はメンバーの「ぺぺろんちーのblog」にまとまっています

※KTCに関するお問い合せは kamiaritrailrun◎gmail.com まで

Q. 大会はありますか？

→　土地柄や大会の強度もさまざまで日本、世界中で開催されています。

例１）さくらおろち湖トレイルランニングレース

尾原ダムとさくらおろち湖周辺 27km , 15km 4/24に開催します。

貴重な地元のレースです。KTCは選手、スイーパー、山間部でのスタッフ支援、撮影、応戦、など全面的に携わりました。

例２）UTMB（Ultra-Trail du Mont-Blanc）

169.4km 累積標高差9,889m 制限時間46時間30分

代表的な100マイルレース。本ミーティングの主催者にしやまが完走しています。

議事録